札幌市ススキノのホテルで、男性が殺害され頭部を持ち去られた事件で、田村瑠奈容疑者(29歳)父親の修容疑者(59歳)、母親の浩子容疑者(60歳)が逮捕されました。
現在も、まだ捜査段階にあり殺害の動機や方法などについての詳細は明らかになっていないようですが、自宅に持ち帰った頭部が浴室でビニールに包まれ容器に入った状態で発見されています。
一体、なぜ瑠奈容疑者は、殺害した男性の頭部を持ち帰ったのでしょうか？
この記事では、瑠奈容疑者が被害男性の頭部を持ち帰った理由について考察してみました。
それでは、さっそく本題に入っていきましょう。
事件の概要
まず初めに事件の概要を見ていきましょう。
2023年7月2日、午前3時頃ホテルの従業員が頭部の無い遺体を部屋の浴室で発見し、事件が発覚しました。
前日の11時前に、瑠奈容疑者と被害者の浦仁志さん(62歳)は2人でホテルにチェックインしています。
その3時間後に瑠奈容疑者1人だけが先にチェックアウトしているのが監視カメラに捉えられていました。
現在のところ、実行犯は瑠奈容疑者ですが、父親と母親は共謀したとして逮捕されています。
持ち去られた頭部は、自宅の浴室で発見されていますが、何と撮影された動画が存在していたようです。
動画は容疑者宅の浴室で撮影されたもので、瑠奈容疑者が被害者の頭部に触れる様子が映っていたといいます。手袋をはめた状態での接触だったそうですが、捜査本部は撮影時の状況などについて慎重に捜査を進めています
引用元：https://news.yahoo.co.jp/articles/eb50aead5f55943f7c238b277ea7ada65ddf81f8
動画には、瑠奈容疑者が手袋をした手で頭部に触れる様子が映されていたといいます。
専門家によると通常殺人犯は、遺体を見たくないと思うがこういうケースはかなり稀のようです。
田村瑠奈が頭部を持ち帰った理由３つ！
それでは、田村瑠奈が、頭部を持ち帰った理由について見ていきましょう。
理由①身元の特定を遅らせるため
報道によると、事件現場にはスマホや衣類、身の回りのものも何も残されていなかったといいます。
実際、残っていたのは頭部の無い遺体のみだったため、身元の特定には時間がかかっていました。
理由②戦利品
瑠奈容疑者は、被害者男性に対し、強い恨みを抱いていた可能性があります。
そのため強い懲罰欲求や復讐心を満たそうとしたのかもしれません。
精神科医の片田珠美さんは以下のように分析しています。
精神医学の見地からみると、切断した頭部は復讐を果たしたという意味で“勝利を象徴するトロフィー”と捉えられる。その頭部を撮影する行為は、瑠奈容疑者にとって“戦利品”を愛でるようなものであった可能性がある。
引用元：https://news.yahoo.co.jp/articles/eb50aead5f55943f7c238b277ea7ada65ddf81f8?page=1
事件の直後、父親の修容疑者は袋入りの氷を10袋購入しています。
もしかしたら頭部を保管するために購入したのかもしれません。頭部を大事にしていた様子がうかがえることから、「トロフィー」「戦利品」として扱っていたのかもしれません。
理由③儀式
昔は、いろいろな国で、戦いの戦利品として、また生贄としてなどの理由で首を切断する風習がありました。
さすがに現代ではそういった風習は見られませんが、黒魔術などの儀式に使用するために頭部を切断したという事件もあります。
あくまでも憶測ですが、こうした何らかの儀式に使用する目的があったのかもしれません。
さいごに
今回は、田村瑠奈容疑者が、なぜ事件現場から被害者男性の頭部を持ち帰ったのかについて考察してみました。
現段階では、あくまでも憶測の域を超えませんが、今後、捜査が進むにつれて明らかになってくると思われます。
最後までごらんいただきありがとうございました。
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