ロードレーサーの埜口遥希(のぐち はるき)が、アジアロードレース選手権第4戦インドネシアASB1000でクラッシュ事故に巻き込まれ、死去したことが報じられました。
今回は事故の全容を見ていきたいと思います。
それではさっそく本題に入りましょう。
埜口遥希さんがクラッシュ事故で死去
8月17日、有限会社 ハルク・プロと昭和電機株式会社は8月13日に開催されたアジアロードレース選手権第4戦ASB1000クラスの決勝レース2で多重クラッシュに巻き込まれた埜口遥希(のぐちはるき/SDG MS Harc-Pro. Honda. Ph)が、16日に亡くなったと発表した。22歳だった。
引用元:https://www.as-web.jp/bike/977647?all
埜口さんは、8月13日にインドネシアで開催されたアジアロードレース選手権で、多重クラッシュ事故により亡くなったことが、埜口さんが所属している「有限会社 ハルク・プロ」と「昭和電機株式会社」により発表されました。
埜口遥希のクラッシュ事故の全容!
埜口遥希さんはが巻き込まれたクラッシュ事故の全容を見ていきましょう。
クラッシュ事故の瞬間
こちらがクラッシュ事故の瞬間の動画です。
また、こちらのTwitterの投稿にも詳細が記されていました。
動画を見てみると、1位走行中のレイテルベルガー選手を追っていたザクワン・ザィディさんと埜口遥希さんが転倒。
その後、後ろから来たカスマ・ダニエルさんが避けきれず埜口さんの頭部に接触しているのがわかります。
埜口さんは、相当強い衝撃を頭部に受けたものと思われます。
その後転倒したと思われる後続のカスマ・ダニエルさんは自力で起き上がったことが確認されますが、埜口さんと思われる人物は身動きせずに横たわったままです。
容体が急変?
昭和電機株式会社は、事故は起きた13日に次のような発表をしていました。
埜口遥希選手は、このクラッシュ後にサーキットメディカルセンターで治療を受け、容体は安定しました。ただ彼はさらなる治療のため地元の病院に搬送され、現在も予断を許さない状況が続いています。埜口遥希選手は非常に強いライダーですので、この戦いも乗り切ってくれる事を信じています。
引用元:https://www.as-web.jp/bike/977647?all
昭和電機株式会社の発表によると、13日の事故後、埜口さんは病院に搬送され治療を受け、一時容体は安定していたようです。
その後、地元の病院に搬送され更なる治療を受けていたということですが、予断を許さない状況が続いていたといいます。
しかし、埜口さんは容体が悪化し、治療の甲斐なく、16日亡くなっています。
埜口遥希のプロフィール
- 名前:埜口遥希(のぐちはるき)
- 生年月日:2001年6月20日
- 出身地:奈良県
- 年齢:22歳(享年)
- 身長:169cm
- 体重:56kg
埜口遥希のこれまでの主な成績
- 2017年:アジア・タレント・カップランキング2位
- 2018年:アジア・タレント・カップランキング2位
- 2018年:全日本選手権J-GPランキング12位
- 2019年:レッドブル・ルーキーズカップ ランキング3位
- 2020年:全日本選手権ST600 ランキング14位
- 2023年:鈴鹿8耐 決勝 3位
さいごに
今回は、埜口遥希さんが亡くなったクラッシュ事故について取り上げました。
埜口遥希さんは、これからのロードレース界での活躍が期待されていたので、惜しむ声がネットを中心に多数上がっています。
また、埜口さんは海外でも知られていたため、埜口さんの死を悼む声は海外からも寄せられているということです。
最後までごらんいただきありがとうございました。
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