兵庫県神戸市西区の集合住宅で、母親の由美子さん(57歳)を監禁・暴行していたとして穂坂沙喜(34歳)、大地(32歳)、朝美(30)、朝華(30)の4姉弟が逮捕されました。
逮捕後に、自宅近くの草むらで沙喜容疑者の息子の修ちゃん(6歳)が遺体で見つかり、4人が関わっていたか捜査が進んでいます。
4人の姉弟は、なぜ実の母親を監禁し暴力を振るっていたのでしょう。
現在明らかになっている情報をもとにその理由を考察して見ました。
それではさっそく本題に入っていきましょう。
穂坂由美子が監禁された理由は何?

穂坂由美子さんは2011年4月に、神戸市西区玉津町居住(いすみ)の集合住宅に引っ越して来たといいます。
その頃は、次女の朝美容疑者と朝華容疑者と3人でした。
その後、2017年頃、長女の沙喜容疑者が移り住んできて、修ちゃんを出産しています。
大地容疑者が引っ越して来てから異様な生活に
変化が訪れたのは、昨年末に次男の大地容疑者が引っ越して来てから。
近所の人たちの証言によると、家の中から叫び声が聞こえたり、男女が怒鳴る声が聞こえていたといいます。
近所の70代女性は、自宅から「女性の『ギャー』といううめき声を聞いた」。近くの事務所で働く運送業の男性(25)も「男女が大声で怒鳴る声が聞こえた。特にここ数カ月はひどかった」と明かす。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/839dc4507a21917192b37ef0cefb2d741bdd817c
また、修ちゃんがベランダに閉め出されて通行人に助けを求めて泣き叫ぶ様子や、腰の縄をつけて歩かされる様子が目撃されたり、2月頃までは登園していた保育園も休みがちになっていたといいます。
4月に久しぶりに登園した修ちゃんの右肩と尻にあざがあるのに気がついた職員が尋ねると修ちゃんは「(誰かに)された」と答えたようで、その後市の担当職員が家族に聞いたが「心当たりがない」という返事が返って来たようです。
修ちゃんは、6月22日の午後6時頃、自宅近くの草むらでスーツケースに入った状態で見つかっており、死因は殴打などよる外傷性ショック死だということがわかっています。
穂坂由美子が監禁された理由は何?
大地容疑者が一緒に住むようになってから、日常的に修ちゃんへの虐待が行われていたようですが、穂坂由美子さんが実の子供4人に監禁されたのはなぜでしょうか。
由美子さんは、集合住宅の一階の押し入れに鍵をかけられ、断続的に監禁されていたようです。
食事や排泄の時間は与えられていたようですが、車椅子で生活していたようなので、狭い押し入れに入れられ暴力に怯えながら暮らすのは苦しかったでしょう。
大地容疑者を知る人は、大地容疑者がチンピラの大将のようで家族にも命令口調、昼夜問わず怒鳴り散らしていたと言います。
由美子さんの監禁、暴行も大地容疑者が先導して行っていた可能性が高いと思われます。
では、由美子さんが監禁され暴行されていた理由はなんだったのでしょうか?
理由①:復習
ひとつ目に考えられる理由は、復習ではないかというものです。
由美子さんは、子供たちに対しひどい虐待をしていたことが報道で明らかにされています。
↓↓↓沙喜容疑者と大地容疑者が受けていた壮絶な虐待についてはこちらをごらんください。

由美子さんは、沙喜容疑者と大地容疑者らの幼少期に鉄パイプで殴打したり、食べ物を与えず新聞紙を食べさせていたなどのひどい虐待をしていました。
そのことに恨みを持っていた大地容疑者が、由美子さんを監禁し自分達がされていたように鉄パイプで殴打したのではないかと考えられます。
理由②:由美子さんが修ちゃんをかばったから
沙喜容疑者や大地容疑者は日常的に修ちゃんを怒鳴りつけたり、殴打していたとされますが、もしかしたら祖母である由美子さんが、見かねて修ちゃんをかばっていたのではないかという風にも考えられます。
大地容疑者は、家族を支配して自分の命令に従わせていたようなので、自分に楯突く由美子さんが許せなくて、監禁し暴行に及んだ可能性もあるのではないでしょうか。
修ちゃんが草むらに遺棄された日付は19日。由美子さんが鉄パイプで殴打されて逃げ出した日も19日でした。
もしかしたら、修ちゃんを殴打していたのを止めようとして、由美子さんも殴打され怪我を負わされたのかもしれません。
さいごに
今回は、穂坂由美子さんが沙喜容疑者、大地容疑者、朝美容疑者、朝華容疑者に監禁、暴行されていた理由について考察してみました。
理由としては
- 幼少期に虐待されていた復讐
- 修ちゃんをかばったため
ということが考えられますが、あくまでも憶測の範囲です。
不可解なこの事件、今後の捜査にも注目が集まりそうです。



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