世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の総裁である韓鶴子(ハンハクチャ)さんの内部音声が話題になっています。
一体、韓鶴子さんの内部音声とは一体何なのでしょうか?
また、「岸田(首相)を韓国に呼びつけて、教育を受けさせなさい」と発言していたとされていますが、その発言の理由な何なのでしょう?
この記事では
・韓鶴子の内部音声とは?
・岸田を呼びつけると言った理由は何?
こちらについてお伝えします。
ぜひ、最後までごらんください。
韓鶴子の内部音声とは?
まず、韓鶴子さんはの内部音声の動画をご紹介します。
この動画は、2023年6月28日に、教団が「聖地」と呼ぶ韓国・清平で日本の幹部約1200人を前に発言したものです。
「今の日本の政治家たちは統一教会に対して、何たる仕打ちなの。家庭連合を追い詰めているじゃない。政治家たち、岸田を、ここに呼びつけて、教育を受けさせなさい。分かってるわね」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/17372ac01b1c28773e773791f903f35745e2565b
今の日本の政治家達が、統一教会を追い詰めているとして、岸田首相を呼びつけて教育するように教団幹部に対して言っているようですね。
さらに次のようにも発言しています。
「日本は特に第二次世界大戦の戦犯国だということ。原罪の国なのよ。ならば賠償すべきでしょう、被害を与えた国に」
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/17372ac01b1c28773e773791f903f35745e2565b
日本は第二次世界大戦戦犯国なので被害を与えた国に賠償すべきであると言っています。
岸田を呼びつけると言った理由は何?

韓鶴子さんは、岸田首相を韓国まで呼びつけて教育するようにと教団幹部に対して話していますが、一体なぜこのようなことを言ったのでしょうか?
教団に対し岸田政権が質問権を行使したから
それは、文部科学省が宗教法人法に基づく質問権を6度にわたって行使していて、解散命令を請求するかについて検討しているからだと考えられます。
統一教会は、安倍晋三元総理銃撃事件で、その実態に注目が集まり、さらに宗教2世問題としても報道などで大きく取り上げられるようになりました。
山上容疑者がそうであったように、マインドコントロールや霊感商法で信者から多額の献金を集め家計が破綻し家族がバラバラになったり、自死に追い込まれるようなケースもありました。
岸田首相は、そういった事実と世論の高まりを踏まえた上で、教団の解散命令を視野に入れてこれまで6回の渡り質問権を行使しています。
6回目の教団側の回答文書は6月に返ってきているというが、現在のところ5回目までの回答文書の検討が行われており、現在のところ、教団による違法行為の「組織性、悪質性、継続性」を要件とした解散命令請求の可否を判断できる状況に至っていないようです。
これまでの自民党は、いわば教団とは持ちつ持たれつのズブズブの関係で、教団主催のイベントなどに自民党議員が参加したり電報を送ったりと親密さを匂わせ広告塔となていた代わりに、教団の組織的な票をもらって当選すると言うような構図がありました。
ところが、安倍元総理襲撃事件の一件で教団の実態を世間の人の知るところとなり、岸田首相も政権継続と支持率確保のためにも動かざるを得ない状況になったようです。
この、解散命令を視野に入れた質問権行使に、韓鶴子さんが激怒するのも無理はありませんね。
これまで、自民党の協力を得て教団を大きくし、毎年200億円のも献金を韓国の本部に送金させていたのですから。
日本支部が送金をストップしたから
統一教会の日本支部は、安倍晋三元首相銃撃事件が昨年7月に起き、世間的に教団の問題が注目を集めてからは韓国への送金をストップしており、さらに5月に組織改変があり韓国にある本部の機能を大幅に縮小すると報道で明らかにされています。
日本からの送金は他国からの送金比べて群を抜いて高額なため、これが中断されてしまうと教団は立ち行かなくなることも指摘されています。
そうなると、韓鶴子さんは教団存続の危機に陥るわけなので、岸田首相はじめ日本の政治家を何とかコントロールして以前のように教団の味方につけなければなりません。
そのため、岸田首相を呼びつけて教育をすように幹部に指示を出したのではないでしょうか。
まとめ
今回は、韓鶴子さんが教団幹部になぜ「岸田を呼びつけて教育するように」と言ったのか考察してみました。
最後までごらんいただきありがとうございました。
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