ロックバンド「BUCK-TICK」の櫻井敦司さんが亡くなっていたことがわかりました。
ファンの間では、突然の訃報に驚きと悲しみの声が広がっています。
櫻井敦司さんは、2023年10月19日、Zepp Yokohamaで行われていたファンクラブ会員限定ライブ「FISH TANKer’s ONLY 2023」公演中に体調が悪くなり病院に搬送されたことが報道で伝えられており、ファンの間では心配の声が上がっていました。
一体、櫻井さんの身に何があったのでしょうか？
櫻井敦司さん死去
10月24日、櫻井敦司さんの訃報が公式サイトで伝えられました。
【公式発表全文】
皆様へ
BUCK-TICKのボーカリストとして多くのファンに愛され続けていた櫻井敦司が
10月19日KT Zepp Yokohamaにてコンサート中に 体調不良により病院に救急搬送されましたが
令和5年10月19日午後11時9分 脳幹出血のため 息を引き取りました
57歳というあまりに早すぎる旅立ちでした
葬儀はご遺族の意向により近親者にて家族葬として執り行われました
葬儀後の発表となり 皆様にご報告が遅れましたことを深くお詫びいたします
故人の冥福を祈りつつ ここに謹んで御通知申し上げます
なお ご弔問及びご香典 弔電 ご供花などのお気遣いは固く辞退させていただきます
何卒ご理解をお願い申し上げます
今年デビュー35周年で精力的に活動を行い9月には故郷 群馬音楽センターにて35周年を締め括る
コンサートを行いました そして36年目を歩み始めた矢先でした
あまりにも突然の事に いまだ信じられない思いがいっぱいで 気持ちが混乱しており
メンバー スタッフ共に 言葉に表すことができないほどの深い悲しみです
後日 ファンの皆様と故人を偲ぶ場を設けたいと思っております
現在発表されておりますコンサートに関しまして 主催者及びコンサートを楽しみにお待ちいただいていた
ファンの皆様に ご迷惑をお掛けする事を深くお詫び申し上げます
これまで櫻井敦司を応援していただいたファンの皆様 関係者の皆様に心より感謝申し上げます
令和5年10月24日
有限会社バンカー
BUCK-TICK
2023年10月19日、櫻井さんはコンサート中に体調が悪くなり病院へ搬送されました。
その後、午後11時09分に息を引き取ったということですからあっという間の出来事だったと思います。
体調不良でコンサートが途中中止され、ファン達の間では心配の声が上がっていましたが、まさか亡くなるなんて誰も思っていなかったでしょう。突然の訃報にショックは大きいと思います。
櫻井さんは、公式の発表にも記載されているように、故郷である群馬で9月に35周年を締めくくる記念となるコンサートを行い、36年目に向けてメンバーとおもに新たなスタート切ったばかりでした。
本当に残念でなりません。
櫻井敦司さんの死因は脳幹出血！
櫻井さんの死因は脳幹出血ということが公表されています。
「脳幹」とは呼吸などの生命を維持するための脳の中枢になります。
脳幹出血が起こると、意識障害、呼吸障害、四肢のマヒ、眼球運動障害などを起き最悪の場合は数時間で死に至る病気だと言われています。
櫻井さんは、10月19日午後6時30分にスタートしたコンサートのステージに立っていました。
実際に会場にいた人の話では、櫻井さんはすでに１曲目で体調がすぐれない様子だったといいます。
２曲目では座り込んで歌い、３曲目終了後にスタッフに抱えられ退場、その後病院に救急搬送されました。
脳幹出血の初期症状は
- 突然の頭痛
- めまい
- 吐き気
- 息苦しくなる
- 眼球が思うように動かなくなる
- ものが２重に見える
などが挙げられます。
櫻井さんも、ステージ上でこのような症状を感じていたのかもしれません。
その後、公演は中止となりレコード会社はその時には次のように説明していました。
意識はあるが、大事を取って搬送しました
櫻井さんが亡くなったのは、その日の午後11時09分ということなので、コンサート会場を後にしてすぐのことだったようです。
メンバーやスタッフご家族の方の心中を思うと胸が詰まります。
何より、櫻井さんご本人が無念だったのではないかと思います。
コロナの後遺症の可能性は？
櫻井さんが亡くなった原因である「脳幹出血」ですが、なぜ脳幹出血は起こるのでしょうか？
脳幹出血の主な原因としては
- 高血圧
- 食生活の乱れ
- 運動不足
- ストレス
- 喫煙障害
- 糖尿病
- 高脂血症
などが挙げられるようです。
櫻井さんは肥満という訳でもなく、持病があったという報告も特にないようですから、考えられるのは、ストレスかもしれません。
BUCK-TICKの2023年のツアースケジュールは
・BUCK-TICK TOUR 2023 異空-IZORA-ALTERNATIVE SUN(ホールツアー)
・FISH TANKER’S ONLY2023(ファンクラブ会員限定ライブ)
の２つのコンサートツアーと、29日には武道館でのライブも予定しており、かなりハードなスケジュールになっていました。
バンドを引っ張るボーカルとしてのプレッシャーに加え、BUCK-TICKが所属する有限会社「バンカー」の社長も務める櫻井さんにとっては、負担も大きかったのではないでしょうか。
こういったプレッシャーや心労がストレスになっていた可能性はあるのかもしれませんが、気になる情報もありました。
それは、コロナの後遺症ではないかという意見です。
実は櫻井さんは、8月末のコロナに罹患していました。
コロナに罹ったのは２ヶ月ほど前のことですが、免疫が落ちていたのではという意見もありました。
また、コロナに感染すると高齢者や高血圧症､糖尿病などの基礎疾患があると重症化を引き起こし、脳卒中や脳梗塞の発症率が高まるという情報もありますが、櫻井さんがその条件に当てはまるかどうか可能性は低そうですので、こういったコロナの感染由来のものである可能性は低いのかもしれません。
あくまでも現在の情報を的まとめた上での個人の憶測であることをご了承ください。
さいごに
今回は「BUCK-TICK」の櫻井敦司さんの訃報に接し、亡くなった原因について情報をまとめてみました。
まだ57歳という若さでの突然の訃報にいまだに信じられない思いです。
櫻井さんのご冥福を心よりおお祈りします。
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